2010年4月20日火曜日

『友」インターネット速報           2010/4/13 No.424


ハイチの救援から長期的復興活動へ
去る1月12日にハイチを襲った大地震では、
30万人が亡くなり、120万人が家を失ったほか、国内のインフラは壊滅状態となりました。
これを受け、復興を支援するためにロータリー財団が設けた使途推奨冠名基金、
ハイチ大地震救援基金には130万ドルが集まっています。
ハイチを含む第7020地区はこれまで、
飛行機100機以上に医療品、食糧、水、衣類、玩具、テントなどを積んで、
ピニョンとポールドペへ送りました。
地区が独自に設けた復興活動用の口座には40万ドルが集まっています。
この資金は継続的な復旧プロジェクトに使用される予定です。
復旧活動を監督しているハイチ支援グループは現在、長期的な計画を立てていますが、
中でも特にニーズが大きいのが、学校の再建設、手や足を失った人への義肢の提供、
そして雨季が訪れる前に何千人分ものシェルターを確保することです。
ハイチにある17のロータリークラブは、学校を1校でも修築し、机、本、文具、
そのほかの教材を揃えて開校できる状態にしようと計画中です。
義肢の提供も非常に重要です。
地震による負傷で推定4,000人が手や足を失い、義肢を必要としています。
第7020地区は、義肢の提供に関心のある他団体と調整を図かり、
3つの診療所(各診療所に必要な費用は5万ドル)も設置したいと考えています。
嵐や地震にも耐えうるシェルターを調査する委員会も任命されました。
水、衛生施設、診療所、学校、コミュニティセンターを含め、
必要なインフラの整った村をつくるのも検討されています。
ハイチ大地震救援基金への寄付方法 、ケニー会長がハイチを訪問した様子は、
RIのウェブサイトhttp://www.rotary.org/ja/MediaAndNews/News/Pages/100406_news_haiti.aspxでご覧になられます。

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