2011年3月22日火曜日

2011-12年度R財団グローバル補助金並びに新地区補助金の利用方針の変更について

2011年3月22日
各ロータリークラブ
会長エレクト  殿
ロータリー 財団委員長殿
                                           国際ロータリー第2580地区
                                           ロータリー財団委員会委員長
                                                      古宮 誠一

2011-12年度 ロータリー財団グローバル補助金並びに新地区補助金の利用方針の変更について

拝啓 時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素よりロータリー財団の活動につきまして、多大なご協力を賜り誠にありがとうございます。
さて、此のたびの東北関東大震災で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。今回の災害は戦後日本が直面する最大の国難であり、今こそ、日本34地区全体のロータリアンが力を結集する時であります。このような事態にあたり、次年度ガバナー、水野エレクトの提案・方針のもと、上野ガバナー並びに多田直前ガバナー始め当地区のパストガバナー皆様のご賛同を得て、次年度ロータリー財団補助金を今回の震災復興並びに日本復興に利用することが決定されました。
つきましては、大変申し訳ありませんが、現在募集中の2011-12年度グローバル補助金並びに新地区補助金プロジェクトの募集を中止することに致しました。新地区補助金プロジェクト募集中止に伴いまして、3月2日付レターにてお知らせ致しました各分区ごとの分区面談も中止となります。又、すでに募集を締め切りました2011-12年度グローバル補助金並びに新地区補助金奨学生の地区選考を中止することに致しました。ご理解ご協力の程よろしくお願い申し上げます。
次年度ロータリー財団補助金の利用方法につきましては、被災地区への支援に最大限活用できる方法を検討してまいります。 現在、水野エレクトが他の日本の次年度ガバナーとともに、バネルジー次年度RI会長、田中次年度RI会長エレクト、ステンハマー財団管理委員長、フタ事務総長の皆さんに対して震災復興並びに日本復興に向けて次年度ロータリー財団補助金を最大限活用できるように働きかけております。
当然のことながら、配分額の決定している今年度ロータリー財団補助金の利用については、決定通り、グローバル補助金並びに新地区補助金を奉仕プロジェクト並びに奨学金に利用できます。また、例年継続してきましたロータリー平和フェローシップ並びにポリオ・プラスへの寄贈は、次年度も継続致します。
現時点で考えられる次年度ロータリー財団補助金の利用方法には、次のような方法があります。
1. 日本の34地区で協議したうえで、各被災地区に対して、非被災地区が補助金の原資である次年度DDF(District Designated Fund)の大部分(除く継続案件)を寄贈する。
2. 日本のパイロット地区6地区と協議して、6地区共同提唱グローバル補助金プロジェクトとして、海外のパイロット地区(例えば、ワシントンRCのある第7620地区等)と協力して、日本震災復興プロジェクトを立ち上げる。 この際、パイロット地区である第2830地区(青森)は、被災地区として、残りの5地区は、6つの重点分野の内、平和と紛争予防・解決以外の5つの分野(疾病予防と治療、母子の健康、水と衛生設備、基本的教育と識字率向上、経済と地域社会の発展)をそれぞれ受け持つことなどが考えられます。
3. 当地区として、地区提唱新地区補助金プロジェクトとして、被災地区への直接の支援プロジェクトを立ち上げ、当地区ロータリアンの直接参加をお願いする。


次年度ロータリー財団補助金利用の詳細決定はこれからですが、取り急ぎ、次年度ロータリー財団グローバル補助金並びに新地区補助金プロジェクトの募集中止と次年度ロータリー財団グローバル補助金並びに新地区補助金奨学生の地区選考中止をお知らせいたします。未曾有の国難ですが、日本の全ロータリアンの力を結集し、震災復興並びに日本復興に向けて全力を尽くす為の一助として、次年度ロータリー財団補助金の利用方法を変更したいと思います。皆様のご理解ご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。

0 件のコメント: