2009年5月12日火曜日

『友』インターネット速報         2009-5-12  No.380

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ロータリーへの入会が人生最高の決断

アメリカ・イリノイ州ノースブルックロータリークラブのサム・ハリスさんは、
長年、子どものころに体験したナチス強制収容所での記憶を胸の内にとどめてきました。
しかし、ロータリーで築いた友情によって自身の体験を話す勇気を得、
地元のホロコースト(ナチによる大虐殺)生存者のグループとともに、
同州スコーキーにホロコースト博物館を建設。73歳のハリスさんは館長を務めています。
4月19日の開館式では、ビル・クリントン元大統領と
ノーベル平和賞受賞者のエリ・ヴィーゼル氏が講演。
約6,000㎡の館内には、地元の生存者によってつづられた2,000に及ぶ体験の記録に加え、
ニュルンベルク裁判記録の実物や写真などが保管されています。
ハリスさんは「私たちは歴史から学び、二度と大虐殺を繰り返してはならない」と話し、
計画の当初から支援してくれたロータリーへの感謝を述べました。
「1970年のロータリーへの入会が、人生最良の出来事でした。ロータリアンとなったことで、生き方が見えてきました。数多くの経験の中でも、ロータリーでの経験が最高です。
出会う人すべてが、すばらしい人ばかりなのです」と、ハリスさんは言います。

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